自分に気づく、周りに気づく、世界に気づく。

カンボジアで5ヶ月インターンして明治大学を中退して、アメリカの大学に入っているちょっと横道それた感じの人のブログ。

Wall Projectの意外な効果

f:id:masami-okada:20160320020620j:image先日、SCAOにてWall Projectが行なわれました!

SCAOの前には大きな壁があり、その前が空き地になっていて、子供達がよく遊んでいます!
しかし、その壁は全て灰色。
デザインもされておらず、ただの壁が広がっています。

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*最初はもっと質素でした…

それじゃあ、「もったいない!」と他のボランティアたちと子供達とともに壁に何か書くことに!

SCAOは、毎週金曜日は"Creative Friday"と呼ばれ勉強はしません。
その代わり、何かCreativeなことをしたり、ゲームをしたりすることが決まっていて、子供達も楽しみにしてきます。

その金曜日を使って、18クラス全てがWall Projectに参加し、壁に絵を描いていきました!
それがこちら:)



みんな楽しそう。

中にはI love Teachersと書く愛しい子どもたち・・・

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なぜかNIKEを施す男の子・・・

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みんなそれぞれのCreativityを発揮して絵を描いていました笑)
中には Facebookプロフィール画像にしてくれる子も!

とっても嬉しいですね:)


とにかく大変だったけれど楽しかったです笑)

でも、このWall Project、実はさまざまな効果がありました。

まず、壁に絵を描いたことで周りに住む人たちがここに「学校がある」ということを認知、
SCAOの場所がかなりわかりやすくなりました:)

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また、カンボジアではFacebookの普及率がとんでもなく高いんです!
生徒もほとんどの子どもたちが利用しています。

詳しくはこちら↓

そして、この壁を描いた子どもたちがFacebookに写真をあげまくる
カバー写真にしたりする

それによって、周りの地域にSCAOが知られ、その次の週に10人もの新しい生徒がやってきました!

たった一つのイベントですが生徒と協力して成果もでるとさらに嬉しいですね:)
こうやって楽しみながら、全力で何か結果を残せたらなあと思います。

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やりたいことをやればいい。

お疲れ様です

岡田です。

久々更新になります
サボっていてゴメンなさい・・・
一度更新しないと引け目を感じてしまってそのまま更新しないという結果に・・
これからスピード取り戻してきます!!!


最後に更新してから今までは
目の前のことに追われ、ただひたすらに前を見続けてきました

SCAOの第3の学校のクラウドファンディグプロジェクトや学校全体のWall Project, Reading Dayのイベントなど怒涛の日々が続いていました。

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「SCAOを変えたい」「もっと良い場所にしていきたい」そう思っていた私は、SCAOの経営状態、中長期的目標、
とにかく視座を高く高く持って活動しました。ボトルネックを特定して、長期的かつ継続的な策を取り入れたかったんです

そして、ボランティアの引き継ぎ問題を解決するための情報蓄積、エコシステムの構築などの問題を出してTO DOを出して、
Deadを決めて、誰かを巻き込んで・・焦って・・早くやらないと・・って思いながらやりました。

そしたらどんどん自分の心に余裕がなくなってきて体調も悪くなってきて
頑張らなきゃ、ここで何か残さなきゃって焦りも出てきて・・
本当に焦っていたんです
辛かった。

でも、私は一番大切なことを忘れていたことに昨日気づきました
大切な友達が
「やりたいことをやればいい」と言ってくれたから

私はやらなきゃやらなきゃばっかりで
何で変えられないんだろうとか
何でうまくいかないんだろう
とか自分の想いはまだまだだって

自分を責めたり、自分を追い込んで、辛くなって

でも。
私がここにいるのは、

子供達が大好きだから
子供達を愛しているから

サメスさんを心から尊敬しているから

誰かの想いを叶えたいから
誰かの可能性を開きたいから

なんだって思った時に自然と涙が出ました。

私が変えたい人はここにいる。
自分がやりたいことは、「子供達のもっと近くにいること」「サメスさんに恩返しをすること」
自分がやりたいことをやればいい。

研修も残りすくないです。

今まで自分がもらった愛を忘れずに
あの人がくれた愛を
君たちがくれた愛を

私はここで届けてみせる

そう誓った夜です!
残りも全力で駆け抜けるぞー!

クラウドファンディングももう少しでOpenです。
最後まで何かをやり遂げる力を。

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プノンペンliversideからみた景色です:)

岡田真美@Cambodia

先生の気持ち。

お疲れ様です!
今日は「先生の気持ち。」について書きます!

これを読んでる皆さんは「先生」って聞くと何を思い浮かべますかね・・・
私は、じぶんの隣に腰掛けて、笑いかけてくれる大人の人を想像します。

今、皆さんご存知の通り、私はSCAOで英語教師をしています

クラスの名前は
エレメンタリーと"プレインターミディエイト"

エレメンタリーの子供達は、大体会話ができますが難しいことばがわからない、中学生くらいの子供達がやってきます

プレインターミディエイドの子供達は、会話もできて、ペラペラと話せるレベル。大体、高校生から大学生の子供達がきます


正直、教えるのはすんごく難しいです笑)
エレメンタリーの子供達はいつもすごくうるさくてw、元気がありあまりすぎて、いつもどうやったら静かにしてもらえるか考えながら、過ごしています



プレインターミディエイトの子供達は英語力が高すぎて、おしゃべりがとまりません笑)
でも、だからこそ一緒に学んでる気がして楽しいんです!

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(プレインターミディエイトの子どもたち)

最近、先生をして感じることは

「ああ、じぶんが生徒だった時先生はこう思ってたんだなあ」
ということと
「子供のことを本気で思える先生はやっぱり素敵だ」

ってことです

授業の準備をするときは、どこに目的とゴールおいてどう進めていくとか、このとき自分の思った通りの回答が来なかった場合どうすればいいんだろう、とか

「この子はまだまだ英語力が低いからこのクラスでどう接していこうか」

とか

「どうやったら子供達にルールを守ってもらえるか」

とかどうやったらできるんだろうてことを考えています
でも、毎日エバしても、子供の行動は読みきれないところがあって、失敗することがたくさんあります

エレメンタリーのクラスはうるさすぎるからルールを取り入れようとしましたがうまく浸透せず・・・
それを知って、ああ、先生ってやっぱり大変なんだな、って思って、じぶんも生徒の時、こんな感じの生徒だったんだろうなあと思って反省。しつつ感謝もしてます笑)

私は、高校生の時、先生という存在にかなり憧れを抱いていました。小さい頃から愛に飢えていたせいか、大人に甘えることばかりしていて、先生にも話しかけまくって、かなりのかまってちゃんだったと思います
でも、先生は話を聞いてくれて、「なんで?」と問いかけてくれる

それが本当に嬉しかったことを今でも覚えています
もしあの「なんで?」がなかったら自分は道を踏み外していたんじゃないか、って思うからです
毎日寂しくてあの図書館の隅っこで愛を叫んでいた自分

本当に幼かった。
でも、生きているんだ、って。
寂しいんだ、って。
かまってほしいって。

叫んでいた。
多分それが先生もわかってて、バレてて
だから話しかけてくれた。相談に乗ってくれた

私も子供の未来を助けてあげられるようなそんな先生になりたい。

先生と生徒ってたまたま出会っただけで、教科のことについて教えていればいいのかもしれないけれど、子供達が何か困っているのなら、助けてあげたいし、
その子の隣の席に座っていたい。

子供の席に座るってなんか些細なことだけど、すごく先生としての心の持ちようが変わります
同じ目線で座っただけで彼らの世界が見えるような気がして、もっと頑張らなきゃ、って思う
愛しているんだよ、ってことを伝えたい

私もいつか自分が先生にしてもらえて嬉しかったことを少しずつ自分の生徒に渡していけたらとっても嬉しいです

そうやってGiveの連鎖がはじまるように
私も子供にGiveをしてあげられる人間に。

おわり

PSインスタントみそ汁もってきてほんとによかった…

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弱みと希望

お疲れ様です!
とうとう3月になってしまいました・・・

残りのインターンシップも後半分。
気合い入れていきます。

今日は、「自分の弱み」について話そうと思います。

突然ですが私は、今、毎日日報を書いて、内省・タスク管理やPDCAを回しています。

例えば、今日のはこんな感じ。

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カンボジア生活31日目〜

3月2日。あと少しで終わる。

【昨日のエバ】80点
やることをきちんと終わらせた感じがした。
午前中、かなり集中できたので良かった。

【今週のテーマ】
変化を見せ続ける。

【今日のゴール】
課題解決系のアクションはすべて出す
エコシステム系はすぐに進む。


【今日意思決定したこと】
他のボランティアを巻き込むという意思決定。

【背景】
自分の強みは愛情・親切心・チームワーク。
人と向き合いたいし、向き合うことで自分の強みを生かしてきた。
巻き込むという意思決定することで最後まで諦めない。

【本日のタイムライン】
8:00-9:00ご飯&日報
9:00-10:00TN課題解決系
10:00-11:00昨日のエバと授業準備
10:30-12:00 Mr.Samethとのお話
12:00-13:00 授業準備
13:30-14:00 コピーショップ
14:00-15:00課題解決系
15:00-16:00課題解決系
16:00-17:00課題解決系
17:30-20:00 授業
20:00-ご飯
21:00 コンサル

*どこかでLaundryとコピーショップに行かないといけない

◎研修目標
Vision:SCAOを愛であふれるような場所にする
Mission:人にGiveし続けること。

<行動指針>
誰よりも挑戦し、目立つ。
こだわりをもって、プロのように何かをこなすこと。
行動した自分に対して誇りを忘れない。
人と向き合い、相手に愛をもって接することができるようになる
気づきを与える、本質を気づき、熱い想いを決して忘れないこと

【2・3月で意識し続けることとは?】
★自分の成し遂げたいものに向かって自分の軸を持って行動できたか
★相手のことを理解し自分の可能性を開き続けることができたか
★自分の違和感に確信を持って思考し行動したことができたか
★今日なんの知識を得るのか

◎自分のリーダーシップスタイル
支配型・サポーター型・社交型の3つを使い分ける能力がある。
ただ、支配型はサポート・社交をうまくつかいこなした上での結果であらわれることが多いのでサポーターと社交型に注力する。

◎自分の強みと生かし方
★愛情×親切心×チームワーク
ボランティアたちの強みを把握して、それをきちんと伝える。
→こういう問題があるけれど、どうすれば良いかを相談する。
→一人一人と深い関係になり、信頼関係を構築していく!
★大局観
問題と思えることを分析してみる。質問してみる。
そして、それを伝える。

【重要&喫緊性高い】
○授業系
◎Pre intermediateの準備 45min
◎Elementaryの準備 30min
◎日本語の授業 45min
*どうやったら面白く楽しくなるのかを思考する!!
◯学生団体系
◎コンサル
○学校系
◎エクセルシート蓄積 30min
◯TN課題解決系
◎課題解決方法に関して
→現状の問題→理想→ボトルネック→解決方法の手順で作成
最低5つは行う 1h
◎メール確認×2
◎コミュニティに関しては実働
◯人が関わるもの
◎Mr.Samethとのお話
◎○○さんに連絡 15min
◎○○に連絡をする15min
◯ブログ系
◎投稿第11弾 30min 
◎ブログ更新報告
◯自分系
インターンシップの応募をする 30min
カンボジア語5つ学ぶ 30min

【重要性高いが喫緊性低い】
カンボジアでやりたいことリストを作成する
◎プラスの差異について思考する(Positiveに考えられるように!)
◎影響を与えられる人の思考
◎今の立ち位置を図式化する
◎違和感を感じることリスト随時付け足し
◎今までの授業蓄積行う

【重要性低い&喫緊性高い】
Twitterの確認
◎ブログの見直し
====================
【現状抱えている問題】
①行動するのがまだまだ遅すぎる
②自分が動きすぎてヘッドボランティアがあんまり良い気持ちをしていない気がしている
③他のボランティアを手伝えきれていない
→International Womens Day
→Reading Day
→Wall Project

【なぜそれが起きているのか】
①まだまだ怖がっている自分がいる
いついつにこうしよう、と思っている自分はいるがその決断した自分に対して
悩んでしまっている自分がいる
②自分が何をしているのかをヘッドボランティアに少し不透明にしてしまっているから
罪悪感がある
考えすぎ&ネガティブなところが出てしまっている
もっとポジティブな考え方をする!
③誰が責任者なのか最初よくわからなかった
自分のことで手一杯になっているが正直手伝える
怠惰で伝えることができていない

【どうやって解決していくのか=PDCAを回すこと】(アクションベースで)

『誰かのことを本気で思って行動していく』

①決断する自分に自信を持って取り組む
自分が意思決定したことに対しては、もう割り切る。

②きちんとじぶんが今しようとしていること、考えていることを伝える
→どんなアクションを起こそうとしているのかをまとめて報告する

③自分が手伝えることはないかを聞いて、手伝う
→アイデアだし、提案を行う
EX)Reading Dayは子供から有志を募る

【昨日のアクションに対する結果と継続 or Not】
①時間を計り、終わった時間を横に書く
(時間は常に意識する)
→継続の意思決定
時間を図るのはかなり効果的

②とりあえず上記①のことをやり、1日やり遂げた状態を作ってみる
(30分思考フリーな状態をつくる!?)
→継続の意思決定
結果的に思考フリーの時間をつくることができなかった
タスク量がかなり多いことが原因。
これから思考フリーな時間を作れるかわからないが1日のTo Doを終わらせようとする心意気はかなりよかった!

⑴やる時間を書く
⑵休むことによってポジテイブな影響が与えられるんだという気概を持って休む
→継続。先見性が養われることと、自分がすっきりとした気持ちで休める。

【良かったこと】
他のボランティアからたくさんのことを学んだ
→子供達がきちんと理解しているかを確認する
対話をきちんと行っていく
日本語の授業にみんな興味を持ってくれてよかった

【改善点】
マーケットコピーショップ同時にいくのはかなり疲れた
日本語の授業いつもやることが多すぎて終わらなかった

【感じたこと】
熱い熱い想い
音楽がやっぱり好き
自分はストレス耐性が低い
誰かのために。誰かのために、やらないといけない。

<午前中に集中することができたのはなぜか?>
→ずっと1人で作業をしていた
→気持ち良かった
→クラシックの音楽を聞いていた
*決定事項
自分が集中できる曲だけを選んで聞く
日本語の歌詞だとどうしても集中できない
なるだけ曲は聞かずにやっていくのが良い

*自分が集中するプロセスみたいなのをたどってそこを試してみる
→これをいついつまでにやると決める
→音楽をセット
→最初にここまでやるんだ、という意思決定をする
→そこまでを時間通りに終わらせることを意識する
========================================================

自分が今抱えている問題は何か、それをどうやって克服するのかを中心に書いています。

カンボジアに来る前から、学生団体の先輩方のおかげで始めたのですが、今では習慣化していてかなり自分の成長を促進する良い機会だな、と思っています。


でも、この日報を毎日書いていて、

「自分の弱み」

に気づくことが本当に多いです。
自分の弱みはたくさんありますが、あえて取り上げるとするならば、

「自我が強く、納得がいかないと動かない」
「器が狭い」
「自己保身をしてしまう」
「ネガティブ思考」

だと思っています。
小さい頃から頑固で、自分の意見を無理に通そうとすることが多いです。
また、小さい時の「裏切られる」経験から「許せない」という思考が先行し、器が狭くなる時があります。

そして、自分が勇気を出すことができず、本音を言うことができず「自己保身」をしたり、
何かトラブルが起きると、すぐにネガティブになってしまいます。

今は、一つずつ

◎人の意見を一度受け入れること
◎自分の意見が正解だと思わない。今、自分がしている行動が客観思考なのか主観なのかを意識する、その思考ってほんとにだれかのためになってるの?って問いかける
◎自分が自分を守ることで幸せになれない人たちがいる、多くの人の可能性を潰している
◎何か起きた時にネガティブになったら、一度書き出し、ポジティブな文言化に変えてみる

ということを意識して行っています。

カンボジアに来てから、死ぬほど「成長」を意識してやってきました。
今までこんなに毎日自分がどれくらい進めているかを確認しながら過ごしていることはないです笑

でも、それと同時にこんなに意識しているのにまだまだ成長できていないという事実があります。

私は、カンボジアに来る前、NPO法人のプロジェクトリーダーをしていました。
その時に死ぬほど弱みと向き合って、本当に辛くて、泣いたり、後悔したことがたくさんありました。

私は、もともと人に興味がある方ではありませんでした。
人に対して諦めの感情が先行していたからです。人なんてこんなもんだ、人はどうせ人を裏切る、って思っていた。

だから、結果的にリーダーとしてタスク管理のみを行い、メンバーの心に寄り添うということができていませんでした。

でもあることがきっかけで、「このままでいいの?」と問いかけ、

「自分は、人に心を閉ざし、信じない。諦める。これは自分にとって圧倒的な弱み。
今、人と向き合わないといけないんだ」と気づき、

メンバーがどう成長したいのかを常に考えるようになりました。

そして、メンバーと話すたびに毎月毎月とっても嬉しくなって、
その子が悩みを打ち明けてくれるなんて、もう、幸せでたまりませんでした笑)

それは私が見たことのない世界。
人と人が触れ合って、くすぐったくなって、その子が泣くと私も泣いて、その子が笑っていると私も笑ってしまうような
そんな幸せな世界でした。

自分の弱みと向き合うことは本当に辛いです。
自分で自分の非を認めるなんて、難しい。

でも、その先にきっと幸せがあって、自分の見たことのない世界があります。
だから、今は辛いし、やりきれないし、悔しいし。
もっと自分できるだろ、って常に思ってる。

でも、この先にきっと何かある。
自分が見たことのない幸せがきっと待っている。

そんな希望の光とともに自分の弱みと向き合っていけたらいいなあと思います
そして、自分が自分と向き合えていることが、誰かのおかげであるということは常に忘れずに。

こんな考え方をしながら、ポジティブ思考を意識して、生きてゆきます笑)

残り1か月。
私は私が考えているような人になる。


おわり

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(大切な後輩との約束)

こどもに可能性をあげたいから。

こんにちは
岡田です

少し諸事情があってブログの更新が遅れてしまいました

今日は、「カンボジアの子供たちの可能性」について話そうと思います

今、私は毎日学校で英語の授業を行っています。
担当しているクラスは3つで、生徒は1クラス10人から20人ほど。

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(1つのクラスの様子)


これから普段、子供たちと話す中で感じたことを書きます。

カンボジアの子供たちは、とても明るくて元気です
マーケットに行って、たまたま会った時は、全員が笑顔で「チャー!」と
行って嬉しそうに手を振ってくれます。

わからない時は、難しそうな顔をして
疲れた時は疲れたー!といって
ゲームするよ、というとめちゃくちゃ元気になるような

素直な子供たちです笑)
日本の少しグレている中学生や高校生とは少し違う感じですw

大学生と言われても、あまり大学生には見えません
全員半袖、長ズボンで格好があまり変わらないのと体型的にもそんなに大きくないからです笑)

そんな子供たちですが最近私が思うのは

「子供たちの可能性を広げる機会が本当に少ない」

ということです。


毎週月水木で会話の授業があるのですが

そこで「どんなスポーツをする?」「どんな楽器を弾ける?」という質問をしました。
すると子供たちは、

決まって
フットボール」「テニス」とか
「音楽は弾けない」

と言います。

「どこでやっているの?」と聞くと「そこの空き地」と答えます。

また、今日ある生徒とたまたまマーケットで会い、一緒に学校に行くことにしたので

「大学は行かないの?」と聞くと
「大学にはいかない。」と生徒が言ったので

「どうして?行きたくないの?」と聞くと
「行きたいけれど、お兄ちゃんが言っているからいけないの」

と言いました。

そして、子供たちに夢は?と聞くと大体

「先生」という言葉が返ってきます。

これらはほんの一例ですが日頃、子供たちと話していて

「もったいないな」と感じることが多いです。

カンボジアには習い事の数がぐんと少ないです。
あったとしてもいけるのは経済的に余裕がある家庭だけ。
本の学校に当たり前にあるような部活動もありません。
そして、経済的に厳しければ大学に行くこともできず、
子供たちの可能性が狭まっています。


正直、こっちに来て一番おどろいたことは
カンボジアの子供たちが

「英語をよくしゃべることができる」
「思ったよりも優秀である」

ということです。
日本人の小学生や中学生、高校生、大学生よりも英語がしゃべれます。
だからこそ「もったいない」と感じます。
もっと質の高い教育を受けることができるのではと思います。

子供たちに
「今、どこの国にでもいけるとしたら、どこに行きたい?」

というとすごくワクワクしながら

「ドイツ」「日本」「北欧」

と本当に楽しそうに話すんです。
それを見てるこっちがくすぐったくなるくらい、楽しそうで。

本当に彼らにとっては外に出ること自体が

「夢」なんだな、と思いました。


SCAOにいて、子供達の可能性を広げるために何かはじめることはできないかなあと思い、日本語の授業をはじめました。

私は、可能性は「選択肢の数」だったり「自分の外の世界に気づくこと」だと思っています。

今、日本語の授業をしているんですが、それをしていて思うのは

カンボジアの子供たちにとって日本は「夢」
いつか行けるかもしれないという「希望」

そんな子供達がもっと人生の選択肢を増やすことができるよう、
部活動や言語の授業など、もっと外の世界を見せてあげていくことができればとても嬉しいです。

誰のために頑張るのか、
誰のことを幸せにするのか

決して見失わないように目の前の人を幸せにしたい

以上です!:)

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(カンボジアのパゴダからの景色)

PS.上記に諸事情でと書いたのですが、実は現在パソコンが壊れていて
一昨日から突然
Gmail,Youtube,Facebook以外のものがすべて見れなくなってしまったんです・・・
すべて「ウェブページが開けません」と出てしまいます…。

少し心当たりはあるのですが、携帯で必死に直す方法を探してすべて試してもダメでした。
かなり厳しい状態にいます・・・

携帯でブログを書くのが非常に長いので大変です。もし、原因を知っていたり、経験がある方は連絡くださると嬉しいです・・・

お願いいたします。

2か月間肉なし生活

こんにちは

お疲れ様です!

やっと平日が終わりました・・

 

明日から2日間週末です!明日はSCAO2の子供達と一緒にピクニックをするつもりなので楽しみです:)

 

今日は、『肉』についてお話しします

2か月間肉なし生活って書いたんですけどこれはちょっと盛ってます笑)

 

でも、ほとんど毎日肉を食べてません

理由は、他のボランティアの6人中4人がベジタリアンだからです。

 

今は、毎日みんなで自炊をしていて一緒にご飯を作ります。だから、肉を食べてないんです。

 

私の食生活こんな感じ。

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最初は、かなり辛くて笑、焼肉だったり、生姜焼きとか食べたくなったり、ステーキとか食べたくて、たまらなくてストレスがたまったりしてました笑)

 

でも、だんだん慣れてきて今は

肉なくても生きていけるなって思ってます。

 

でもこれを思ったのには他の理由もあります。

 

周りの子になんで肉を食べないか聞くと

 

「豚や鶏が死ぬのがいやだ」

「想像すると気持ち悪い」

 

と言っていました。

 

カンボジアには、そこらへんに鶏がいたり、牛がいたりします。日本ではまずありえません。

 

でも、マーケットで生肉がそのまま売っていたり、鶏の血を生で見たりするうちに、

 

『私も気持ち悪いなあ・・・』

 

と思ったんです。

だから、気持ち悪いから肉を食べることに拒否感が出てしまっている自分がいます。

 

でも、その意識だとまだまだダメで

 

きちんと肉に感謝しながら食べる

 

って思わないといけないなと感じました

 

「肉食を止めれば、地球は救われる。」シュワルツェネッガーの発言が話題を呼んでる・・・ | TABI LABO

 

前にこんな記事を見ました

正確なデータが載っているわけではないため、この通りだ!!とは言えないんですが、

 

 

が動物を殺すもので、かなりのコストがかかることは事実。

この問題に対して、どうアプローチするかが大事です。

 

私たちは肉を食べるべきなのか?

食べないべきなのか?

 

それに答えはないと思っています

でもどう食べるのか、どの程度食べるのか

はきちんと世界で話し合っていきたい。

 

世界には、ベジタリアンもいるし、肉大好き人間もいる。

 

誰が悪いとかはないけれど、目の前のものに感謝するこころはいつまでも持っていたいですね

 

いただきます!ときちんと感謝を持って言えますように:)

 

PS今日、大きくて新品なガスコンロがやってきましたー!!!

嬉しい!これで料理する時間も短縮されます!そして、もちろん日本製:)

 

IKURA!!!

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自分だからこそ変えられること

こんばんは:)

おかだです*D

最近、アンパンマンポテトに似ているね、と言われてひどく傷ついた時期があったのを

時々思い出して辛くなってます笑)

 

今日は、2週間に1回行われる全体ミーティングで

「自分だからこそ変えられること」ってやっぱりあるな、と感じたのでそれを少し話したいなあと思います:)

 

私は、今ここに来てこの機関で変えたいことがたくさんあります。

 

○今解決したいと思っている問題○
・SCAO(Save poor Children in Asia Organization)のボランティア受け入れについて
*以下、SCAOと呼びます。
・SCAOのボランティアの流動性について
・SCAOのボランティアコミュニティについて
・SCAOの資金獲得について
・SCAOの情報発信について
・授業の質について
・子供個人が抱える問題
 
前にも伝えましたが、SCAOは、ボランティアが来て、彼らがSCAOのアコモに住むことで大体の収入を得ています。しかし、ボランティアの数が毎月違うことで、収入が不安定で、カンボジアスタッフの給料も安定していません。
 
また、せっかく今までたくさんの先進国からボランティアが集まったにも関わらず
データとして誰が来たか残っておらず、エコシステムの可能性を狭めています。
 
本当は頭ではもっとこうした方が良いな、とか細かなところまであって、
でも、きちんと
 
自分が何をすることがSCAOにとって一番良いのか
どこを解決すれば、他にもポジティブインパクトを与えられるのか
 
を思考して、重要性と喫緊性踏まえて行動していこうと思っています。
 

私は、このインターンシップに来てたくさん変えたいところがあったにも関わらず

勇気がなくて言えなかったり、自分の弱みと向き合うことができず、

思考の幅を制限していたりしました。

 

でも、自分が動かないことで、

『自分が自分を守ることによって子供達の未来を潰しているんだ』

という自覚を持つことで私の行動は変わりました。

 

◎常に自責的に考え行動すること、

◎素早くPDCAを回し行動すること、

◎自分の強みを意識して行動すること、

◎変わりたいと強く願い行動すること、

 

この4つを意識することで変化があらわれてきました。

 

人に伝えることで共感が得られてそれを任せてもらえて、

やる気が出て・・・・変わったらどんなに良いことが起こるだろうか

って考えてまた行動にうつせる。

 

まさに正のサイクルにいさせてもらっています。

 

今は、すごくワクワクしています。

自分だからこそ変えられることがあるんだ、

自分だからこそやれることがあるんだ、

 

って思っているから。

 

でも、大切な友達が相談に乗ってくれたおかげで今、行動できているのが一番大きいです!ありがとう:)その気持ちにきちんと添えるよう頑張っていきます!!!

 

PS.先日、みんなでSCAOのTシャツをオーダーメイドしました!

黄色大好きなので、本当にお気に入りです♡

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2016.02.25 Cambodia