自分に気づく、周りに気づく、世界に気づく。

カンボジアで5ヶ月インターンして明治大学を中退して、アメリカの大学に入っているちょっと横道それた感じの人のブログ。

こどもに可能性をあげたいから。

こんにちは
岡田です

少し諸事情があってブログの更新が遅れてしまいました

今日は、「カンボジアの子供たちの可能性」について話そうと思います

今、私は毎日学校で英語の授業を行っています。
担当しているクラスは3つで、生徒は1クラス10人から20人ほど。

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(1つのクラスの様子)


これから普段、子供たちと話す中で感じたことを書きます。

カンボジアの子供たちは、とても明るくて元気です
マーケットに行って、たまたま会った時は、全員が笑顔で「チャー!」と
行って嬉しそうに手を振ってくれます。

わからない時は、難しそうな顔をして
疲れた時は疲れたー!といって
ゲームするよ、というとめちゃくちゃ元気になるような

素直な子供たちです笑)
日本の少しグレている中学生や高校生とは少し違う感じですw

大学生と言われても、あまり大学生には見えません
全員半袖、長ズボンで格好があまり変わらないのと体型的にもそんなに大きくないからです笑)

そんな子供たちですが最近私が思うのは

「子供たちの可能性を広げる機会が本当に少ない」

ということです。


毎週月水木で会話の授業があるのですが

そこで「どんなスポーツをする?」「どんな楽器を弾ける?」という質問をしました。
すると子供たちは、

決まって
フットボール」「テニス」とか
「音楽は弾けない」

と言います。

「どこでやっているの?」と聞くと「そこの空き地」と答えます。

また、今日ある生徒とたまたまマーケットで会い、一緒に学校に行くことにしたので

「大学は行かないの?」と聞くと
「大学にはいかない。」と生徒が言ったので

「どうして?行きたくないの?」と聞くと
「行きたいけれど、お兄ちゃんが言っているからいけないの」

と言いました。

そして、子供たちに夢は?と聞くと大体

「先生」という言葉が返ってきます。

これらはほんの一例ですが日頃、子供たちと話していて

「もったいないな」と感じることが多いです。

カンボジアには習い事の数がぐんと少ないです。
あったとしてもいけるのは経済的に余裕がある家庭だけ。
本の学校に当たり前にあるような部活動もありません。
そして、経済的に厳しければ大学に行くこともできず、
子供たちの可能性が狭まっています。


正直、こっちに来て一番おどろいたことは
カンボジアの子供たちが

「英語をよくしゃべることができる」
「思ったよりも優秀である」

ということです。
日本人の小学生や中学生、高校生、大学生よりも英語がしゃべれます。
だからこそ「もったいない」と感じます。
もっと質の高い教育を受けることができるのではと思います。

子供たちに
「今、どこの国にでもいけるとしたら、どこに行きたい?」

というとすごくワクワクしながら

「ドイツ」「日本」「北欧」

と本当に楽しそうに話すんです。
それを見てるこっちがくすぐったくなるくらい、楽しそうで。

本当に彼らにとっては外に出ること自体が

「夢」なんだな、と思いました。


SCAOにいて、子供達の可能性を広げるために何かはじめることはできないかなあと思い、日本語の授業をはじめました。

私は、可能性は「選択肢の数」だったり「自分の外の世界に気づくこと」だと思っています。

今、日本語の授業をしているんですが、それをしていて思うのは

カンボジアの子供たちにとって日本は「夢」
いつか行けるかもしれないという「希望」

そんな子供達がもっと人生の選択肢を増やすことができるよう、
部活動や言語の授業など、もっと外の世界を見せてあげていくことができればとても嬉しいです。

誰のために頑張るのか、
誰のことを幸せにするのか

決して見失わないように目の前の人を幸せにしたい

以上です!:)

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(カンボジアのパゴダからの景色)

PS.上記に諸事情でと書いたのですが、実は現在パソコンが壊れていて
一昨日から突然
Gmail,Youtube,Facebook以外のものがすべて見れなくなってしまったんです・・・
すべて「ウェブページが開けません」と出てしまいます…。

少し心当たりはあるのですが、携帯で必死に直す方法を探してすべて試してもダメでした。
かなり厳しい状態にいます・・・

携帯でブログを書くのが非常に長いので大変です。もし、原因を知っていたり、経験がある方は連絡くださると嬉しいです・・・

お願いいたします。