自分に気づく、周りに気づく、世界に気づく。

カンボジアで5ヶ月インターンして明治大学を中退して、アメリカの大学に入っているちょっと横道それた感じの人のブログ。

カンボジアにはごみがいっぱい。

お疲れ様です!

おかだです。

 

さて、今日は先週からずっと取り組んできたカンボジアの「ごみ問題」についてお話しします。

 

私がここの学校にきて一番最初に思ったのが教室が汚いということ。

 教室に転がるのは、生徒がゴミを捨てないためそのまま残ったカップやプラスチック。

 

都市や近くの広場を見るとそこにもプラスチックは散乱しています。

 

この通り。 

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(近くの空き地。白く見えているのは全てプラスチックです)

 

カンボジアには、多くのゴミが存在しています。

 

日本には、毎日分別の日が決まっていて、毎日のように収集車が来ます。

 

しかし、カンボジアでは時々ゴミ収集車はくるものの、必ずこの日に収集車がくるというのもなければ、ゴミの分別も行われていません。

 

だから、この通り。

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(教室のゴミ箱) 

 

カンボジアでは、分別が行なわれないことによって、プラスチックから出ているダイオキシンがゴミ山の人たちの健康を害しています。

 

だから、分別されないゴミを収集することによって健康を害する人たちも出てくるかもしれない。

 

でも、このままカンボジア全体にゴミ問題が広がるのを防ぐには、

 

「国民たちがゴミによってカンボジアの景観が失われている、環境が失われているということに気づくこと。」

 

それが大事だと思いました。

 

だから、授業にて

 

「ゴミ問題について自ら考え、きちんと捨てることを習慣にできるような生徒たちを育てる。」

 

これを目的にゴミ問題について取り上げて2つの授業で2日間、ポスター作成とプレゼンテーションを行いました。

 

カンボジアで何が起きているのか

自分たちの身の回りで何を起きているのか

教室が汚いとどうなるのか

 

自ら知り、考え、行動に移すこと。

 

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 少し失敗したこともあったけれど、教室を生徒が自ら綺麗にしてくれたり、周りの広場が汚いことに気づいてくれたこたちもいてとても嬉しかったです。

 

そして今は本当に教室が綺麗です笑)

驚くほどに。

 

次から掃除当番を決めるという案もありましたが、あまりにも綺麗になったので撤退。

毎日クラスの授業5分間でゴミ拾いをすることになりました!

 

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日本とカンボジアって違うところがたくさんある

価値観も違う。

 

でも、価値観をまずは疑うこと

誰が幸せになっていて

どうなるべきかの理想をきちんともつこと

 

その強い気持ちが誰かを幸せにすることを忘れずに

2か月という短い間でもやれるだけのことをやっていきたいなあ。

 

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(ポスターの一部)

 

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