誰のために尽くすのか
お疲れ様です
おかだですわーい
昨日、SCAO2&SCAO3を見に行ってきました!
このブログを始めて読む方に少し説明すると、
私は現在カンボジアにあるSCAO1というフリースクールにて英語教師をして働いています!
SCAOは、正式名称、Save Poor Children in Asia Organization。
サメスさんという一人のカンボジア人の想いをもとに建てられました。
彼は、ポルポト政権下での経験から「カンボジアの貧しい子供達に教育を与えたい」という強い信念のもと、カンボジアにSCAOを増やしていくことをビジョンにおいて、日々過ごしています。
現在、SCAO1が建てられた後に2011年にSCAO2が建てられ、SCAO3が建築中です。
そして、昨日は、今まで建てられた他の学校の視察に行きました:)
SCAO2は、2011年に建てられ、今では150人ほどの生徒が通っています。
SCAO1は、ボランティアたちの住むアコモと学校が別々になっているんですが、SCAO2は、ボランティアと学校が合体。
自分たちの部屋のすぐ下に教室があるような感じです。
(SCAO2 門の前にて)
この右のSCAOがとても可愛い♡
SCAO1とSCAO2の違いはなんといってもくる子供たちの貧富の差。
SCAO1に来る子供達は、携帯を自分で持っていたり、モーターバイクで学校に来るような中間層の子供達。
しかし、SCAO2に来る子供達は違います。
一見そんなに貧困には見えないんです。
でも、実際に家に行って話しを聞いてみると、小さな家に3つの家族が住み、寝床は、板。トイレもない。
SCAO1に来る子供達とはやっぱり違くて、これが差なんだな、と感じました。
SCAOは、この地域に学校だけではなく、トイレやWater Filterなどのインフラも提供しています。
教育だけでなく、メガネの無料配布や蚊帳の無料配布など、子供達がきちんと将来を広げていけるような環境作りも行っているんですね。
(カンボジアでは蚊帳がないと生きていけないんです笑)
そしてその後にSCAO3へ。
今はこんな感じ。
(ドローンかっこいい!!)
前から見るとこんな感じです!
(まずは土台作りから。)
SCAO3の建築が始まったのはつい先月のことで、12月までかかる見込み。
いろんな人がこの学校に携わり、心待ちにしています、そして私も。
自分が今いる学校だけでなく、全体の学校を直に見た上で、今の経営状態とかを考えるのはすごく良い機会でした:)
ここで少しSCAOがどうやって運営されているのかを話します。
SCAOは、
現在2つの方法でお金を回しています。
1つは、ボランティアの人たちの家賃。
2つは、寄付金。
先ほども言った通り、SCAOはフリースクール。
子供達からはお金を一切もらっていません。
その代わり、
カンボジアで教師として働く海外の人を呼び、その人たちに家賃を払ってもらうことで、カンボジアの人の給料や学校の資金にしています。
また、SCAOには、いくつかのスポンサーがおり、サメスさんと同じ想いを持つ人たちが寄付金をおくることで子供達の教育環境が作られています。
しかし、それによってSCAOで働くカンボジアの人たちは毎月給料が安定しておらず、高くありません。SCAOで働くボランティアの数は、月によって違い、寄付金をいつどこからいただけるのかははっきりと決まっていないからです。
だけどSCAOには働いている人たちがいる。
そして集まってくる人がいる。
私は、自分のエゴが嫌いです。
なんでかっていうと、今まで自分のエゴのせいで誰も幸せにすることができなかった瞬間をたくさん見てきたからです。
でも、誰かに何かをするあの幸福感が好き。
誰かが笑って、ありがとうって言ってくれるあの笑顔を見るのが好き。
SCAOに来て、私はもっとじぶんだからこそできること、今しかできないことをしなきゃ何やって思ってます
だから、今SCAOが抱えている問題は解決したいし、じぶんがやっていることがいつかカンボジアのあの子の将来を変えているとなると、それはもう嬉しい笑)
今回は、他の学校の紹介と今抱えている問題について少し話させてもらいました!
じぶんが後残り少ない時間で何をできるのかが勝負になってきます。
みんなの想いを胸に明日も頑張ってきます。
Be Global Leader.